ここではクラウドシートⅡを開発する上で、よく出てくる専門用語をまとめてあります。
分からないときなどに、この「用語集」を活用してください。

●Filter
 WriteReportと組合せて使用します
 設定はセルR2C8以降またはセルR3C8以降にします
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●Set_コマンド
 SetコマンドはWriteSheet,WriteReport,ReadReportと組み合わせて使用します
 ブラウザからエクセルに値の引き渡しができます
 
【使い方】
 「Set_」の後に【値を渡したい先のセル位置】を指定します
 渡したい値は「=」の後に【その値があるセル位置】を指定します

【例えば】
 検索画面の「修正」をクリックした時の例では、「Set_R15C11="&RC9&"」と指定していますので、
 入力画面の「R15C11(伝票番号)セル位置」に検索画面の「クリックした行の9列目」の値を渡す ということになります。

もう一つの「Set_R6C5=BR」は入力画面の「R6C5セル位置」に「BR」と言う文字を渡す と言うことになります。

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●WriteSheet
 指定したエクセルシートを画面に表示します (※画面のみ表示、データは表示しない)
●WriteReport
 指定したレポート(データベース)からデータを画面に表示します

【WriteSheetの使い方】
 「WriteSheet」部分は、画面表示する際の決まり用語です
 「=」の後にエクセルのシート名を指定します

【WriteReportの使い方】
 「WriteReport」部分は、画面にデータを表示する際の決まり用語です
 「=」の後にレポート(データベースのテーブル)名を指定します

【例えば】
 WriteSheet=UriageKensaku は、検索画面のみ表示し
 WriteReport=UriageKensaku は、データもある検索画面を表示します

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●<A hraf='...'>Title</A>
 ブラウザで表示された文章をクリックすると別なページを表示させるHTMLのタグです

【使い方】
 「<A hraf=''></A>」部分は、リンクタグの決まり用語です
 「=」の後の「''(シングルコーテーション)」の間に実行する内容を指定します
 「</A>」の前に「ブラウザ表示タイトル」を指定します
 
画像の説明

●ポップアップ画面
 すでにDBに登録されている得意先や商品などをポップアップ画面に一覧で表示し、
 そこから選択入力できるものです
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●自動作成した入力画面のボタン設定
 自動で作成した入力画面には「戻る」「送信」「再計算」「削除」「添付ファイル」
 のボタンが設定されます
 ボタンは動作に合わせ修正や追加をし使用します

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●添付ファイル1(ファイルをアップロード)

◆エクセル「FileUpDown.xls」のシート「UpLoad」のセル:R8C6には、
 あらかじめファイルのアップロードに必要な設定があります 
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【ENCTYPE multipart/form-data とは】
複数の種類のデータを一度に扱える形式。Webのファイルアップロードでよく使う設定です

【UpDir=FileUpDown とは】
InetPubにアップロードするサブフォルダを指定する設定です
※このサブフォルダ:FileUpDownはInetPubに作成しないとアップロードできません

◆添付ファイルの「ファイルを選択」ボタンの設定は、エクセルの入力規則で設定します
 入力規則の「エラーメッセージ」タブのタイトルに「file」と入力します。

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●添付ファイル2(アップロードしたファイルをブラウザに表示)

◆アップロードしたファイル名は、保存用にエンコードされます。エンコードされたファイルを
 そのままではブラウザに表示出来ないため、デコードして元のファイル名に変換させます 

◆ブラウザに表示するアイコンは、あらかじめ用意してあるアイコン画像を拡張子から取得し
HTMLのイメージタグでファイルを表示させます

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●SQL文を使用する
 SQLパネルにSQL文を記述することで、データベースにクエリなどを追加したのと
 同じようにテーブルを作成できます。
 ※ここでは、オプション4のグラフ作成時に記述したSQL文を例に説明いたします。

SQL指定パネル

【GROUP BY】はグループ化を行うために使用する命令で、主に「種類ごとに集計」をするときに使用することが多いです。
例えば「得意先ごとに合計金額を集計する」などです。

基本開発練習で作成した「売上伝票テーブル(Uriage2)」は以下のようなテーブルです。

  伝票番号   売上日          お取引先名   商品      数量    単価
  01001     2022/04/01   A株式会社    商品-1   10      250
  01002     2022/04/15   B株式会社    商品-2   15      300
  01003     2022/04/26   A株式会社    商品-3   20      500

「得意先ごとに金額の合計をグループ化」にするSQL文を下記にすると
  ↓
「SERECT お取引先名,SUM(数量*単価) as 金額 FROM Uriage2 GROUP BY 金額」

 お取引先名 金額
 A株式会社 12500
 B株式会社  4500

のようなグループ化にすることができます